終活、特に遺言書について相談をすることをお勧めします。
遺言書についてはよく知らない方がほとんどだと思います(特に年配の方はわかっていらっしゃらない方が多いです)。
遺書と同じようなものと思っているのではないでしょうか。
遺言書を勧めても、「まだ元気だから」「遺言書を書くほど財産はない」とおっしゃる方が多いです。
まずは、遺言書について正しい内容を伝えることから始めるのが良いと思います。
遺言書は
①相続に関する法的効力のある文書であること、
②認知症になると遺言書は書けないこと、
③遺産が少なくても子供たちが争う可能性があること、
④子供たち(兄弟姉妹)は平等に相続する権利があること、
⑤遺言書がないと相続の手続きが大変なこと
などを伝えましょう。
遺言書に関するyoutube動画も多くありますので、その中からわかりやすいものを一緒に観るのもよいかと思います。
実家に親しか住んでいない場合は、実家の処分方法についても話し合っておいた方が良いです。(誰が住むのか、売却するかなど)
更に、もし親が山林や農地を所有している場合は、早めに今後どうするのかを相談しておくことをお勧めします。
もし親が遺言書を書いてみようという気持ちになりましたら、行政書士に相談してみましょう。