内容証明の付記の書き方について 神奈川県相模原市

【ご相談内容】

内容証明の付記の書き方について教えてください

【回答】

付記は誰が誰に内容証明を送ったかを記録、表示するものです。

以下、同文内容文書を2名の受取人に送る場合で説明します。

1.付記はどこに書く?

謄本(2通)の最後のページの下の空白部分に書きます。

受取人に送る内容文書には書きません。受取人は内容文書の封筒で差出人を確認することができます。

2.付記はいつ書く?

最初から付記を書いて郵便局に提出することができます。

付記を書かないで郵便局に持ち込んだ場合は、窓口で付記を手書きするこになります。

3.付記の内容は?

1.付記

2.差出人(通知人、本通知作成代理人など)、氏名、住所

3.受取人(被通知人)、氏名、殿など敬称、住所 ※受取人の数分記述する

差出人、受取人の氏名、住所、敬称は謄本の記載と完全に一致させる必要があります。

NG例

謄本:○○ 竹子 殿、付記:○○ 竹子 様

謄本:東京都中央区●●0丁目0番0号、付記:東京都中央区●●0-0-0

(付記の記述例)

——————————–

付記

差出人(通知人)

●● 松子

東京都千代田区●●0丁目0番0号

受取人(被通知人)

○○ 竹子 殿

東京都中央区●●0丁目0番0号

○○ 梅子 殿

東京都港区●●0丁目0番0号

——————————–

4.その他

付記の文字数、行数は謄本の文字数にカウントしませんので付記を書いたことにより文字数・行数オーバーになりません。

文字の大きさも自由です。謄本より小さい方が見やすいです。

内容文書を送る封筒の差出人・受取人は付記の住所、氏名、敬称と完全に一致させます。

内容証明のご相談は当事務所までどうぞ