営業取消処分を受けたとき、申請不許可になったときに取れる方法とは?

自分に不利益な行政の処分を取り消したい場面は2つあります。

1.たとえば営業許可申請をしたが申請が不許可処分になったとき(申請に対する処分)

2.たとえば営業許可を得て営業をしているときに営業許可の取り消し処分がなされたとき(不利益処分)

取れる手段は原則として次の3つです。

1.改めて営業許可申請をする。不許可処分または不利益処分になった要因を取り除いてから申請します。

2.行政不服審査請求で処分の取消を求める。

3.申請不許可処分の取消訴訟、許可の取り消し処分の取消訴訟を提起する。

不作為の場合

たとえば営業許可申請をしたが相当の期間が経過しても申請の処分がないときに取れる手段

1.行政不服審査請求で申請の許可処分を求める。

2.不作為の違法確認訴訟と営業許可の義務付け訴訟を併合提起して許可処分を求める。

いきなり弁護士に相談をするのは躊躇される場合は、まずは特定行政書士に相談をしてみましょう