独身者の相続人については以下の順で確認します。
１．故人の子供の有無の確認
故人に子供がいる場合は、その子供が相続人になります。
故人の生れてから亡くなるまでの連続した戸籍謄本を取り寄せて子供がいること（いないこと）を確認します。
２．子供がいない＆親が生きている場合
親が相続人になります。
３．子供がいない＆親・祖父母・曽祖父母・・・が亡くなっている＆兄弟姉妹が生きている場合
兄弟姉妹が相続人になります。
この場合、親が生れてから亡くなるまでの連続した戸籍謄本を取り寄せて、親の子(故人の兄弟姉妹）を確認します。
４．上記で兄弟姉妹が亡くなっていてその子(故人の甥、姪）が生きている場合
甥、姪が相続人になります。
この場合、兄弟姉妹が生れてから亡くなるまでの連続した戸籍謄本を取り寄せて、兄弟姉妹の子(故人の甥、姪）を確認します。
ポイント
相続人の有無は必ず戸籍謄本を取り寄せて確認することが必要です。
古い戸籍の収集には手間と時間が掛かりますので、相続手続きは行政書士に依頼することをお勧めします。
