相続の手続きで亡くなった人の戸籍の情報が必要な理由とは?

【相談内容】

なぜ相続の手続きで相続の手続きで亡くなった人(被相続人と呼びます)の戸籍の情報が必要なのですか?

【回答】

戸籍の情報が必要な一番の理由は相続人を法的に確定するためです。

相続人になる可能性がある人は被相続人の配偶者、子、孫、両親、祖父母、兄弟姉妹、甥姪です。

これらを確認するには、被相続人の生れたときから亡くなったときまでの戸籍の情報が必要になります。

なぜ、現在の戸籍の情報だけでは不足かというと、例えば被相続人の子を確定するためです。

現在の配偶者との間の子以外の子も相続人になりますのでそれを確認する必要があります。

なお、古い時代のの戸籍は戸主制度や手書きのため、知識がないと読み解くことは困難です。

面倒な手間を省くため相続の手続きは専門家に相談、依頼することをお勧めします。