離婚協議書には以下のような内容が含まれます。
1.離婚の決定:当事者間で合意し、離婚を決定する旨を明記します。
2.財産分与:婚姻期間中に共同で所有した財産をどのように分けるかを記載します。財産分与は、不動産、預貯金、投資信託、株式、自動車、家具、家電製品など、すべての資産について記載する必要があります。
3.慰謝料:夫または妻が不貞行為をした場合に、相手方に支払う慰謝料の金額を決めます。
4.養育費:離婚後の子供の生活費、医療費、学費などを誰が負担するか、またどのように支払うかを明確にします。
5.扶養義務:離婚後の配偶者の生活費を誰が負担するか、またどのように支払うかを明確にします。
6.排他的使用権:不動産などの財産について、誰がその物件を使用するかを明確にします。
7.子供の親権:子供の親権をどちらが持つかを決定します。
8.離婚後の姓:離婚後に夫または妻がどのような姓を名乗るかを記載します。
9.離婚後の連絡先:離婚後の住所、電話番号、メールアドレスなど、お互いの連絡先を明確にします。
10.解決方法:離婚後のトラブル解決方法、紛争解決方法を明確にします。
これらの事項を含む離婚協議書を作成することで、離婚後の問題を予め解決し、スムーズな離婚手続きを行うことができます。