農家住宅は、農家住宅として許可を得た人とその家族しか住むことができません。
これを「属人性」といいます。
理由は、本来田畑として使用すべき農地に農作業のために家を建て、特別の許可を得ているからです。
農家住宅をやめるには二つの方法があります。
①農家住宅を取り壊して田畑に戻す。
②「用途変更」の手続きをして農家住宅から一般住宅に変更する。
②の手続きについて
農家住宅を売却する場合は、用途変更により属人性を外す必要があります。
属人性が残ったままですと、他人が住むことができません。
他人が住むことができない家を買う人はいないでしょう。
「用途変更」の手続きは農家住宅の所有者が行う必要があります。
細かい条件と提出書類が多くありますので専門家に依頼することをお勧めします。