結論からお話ししますと、農地に相場はありません。
0円から宅地並みの価格まであります。
例えば農地転用ができない区域にあり、長い期間耕作放棄をしている畑は、0円でも買い手がつかないことが多いです。
(売れない理由)
①農地転用禁止なので買い手は農家に限定、利用目的は耕作に限定される。
②耕作放棄地なので使える畑に戻すのに多大な費用がかかる。
逆に、市街化区域で交通の便が良い場所にある畑は宅地への転用も容易ですので、宅地並みの価格で取引されます。
駐車場等に転用可能な市街化調整区域の畑の相場は1㎡あたり1千円台が多いようです。
調整区域は原則として建物が建てられませんのでこの価格になります。
それでも宅地の100分の1以下で買えますので、用途次第ではお買い得と言えます。