農地転用許可申請書は、土地利用計画図、理由書、事業計画書を作成して添付します。
提出すると必ずと言っていいほど、農業委員会事務局や県の農地課からダメ出しがでます。
どういう場合にダメ出しがでるかと言いますと
1.曖昧な表現、抽象的な表現
(例)約100㎡弱
(修正案) 99.8㎡
(例)数年後に事業の拡大を見込んでいます。
(修正案)3年後に事業の売上が現在の1.5倍になることを見込んでいます。
拡大、長年、強、弱、約、などをできるだけ使用せず、具体的な数値で示します。
2.必要面積要件の説明が具体的でない場合
(例)トラック10台を駐車するので150㎡の面積が必要になります。
(修正案)トラック1台を駐車するためのの面積は15㎡(全長5m、幅3m)です。
10台分駐車するので150㎡が必要になります。
駐車するトラックの車種、寸法、車検番号を別表に記載します。
3.敷地の代替可能性について
2種農地の場合、3種農地や市街化区域で代替できる敷地を捜したか?
捜した結果どうだったかを記載します。
4.敷地の隣接地との境界が明確でない場合
最新の地積測量図があればそれを添付します。
無い場合は、実測して外周寸法、境界点とその根拠を明記します。
実測が難しい場合や、複雑な地形、崖などがある場合は土地家屋調査士に依頼することになります。
なお、上記は専門の行政書士に丸投げすることができます。
農地転用のご相談は当事務所までどうぞ