内容証明書の書き方・出し方 安心確実な使い方とポイント

内容証明郵便とは、郵便局が発行する郵便物の中で、投函時の日付や送付先、中身の内容などが証明される郵便のことです。一般的には、法的な手続きや書類の送付に利用されます。

内容証明郵便を送る場合は、通常の郵便と同じく、配達先や追跡番号を記載する宛名書きと、中身の書類が必要です。また、内容証明郵便を送る場合には、郵便局で発行される専用の「送信票」を添付する必要があります。送信票には、送信元、送付先、送信日時、内容の概要などが記載されます。送信票のコピーは、発送後に受領証明として保管することができます。

内容証明郵便は、送付した書類が正当な手続きを経て配達されたことを証明することができます。また、中身の書類が内容証明郵便で送付された日付から、特定期間内に送付されたという事実を証明することもできます。そのため、契約書や請求書、法的な手続きに必要な書類などを送付する際に利用されます。

ただし、内容証明郵便は、送信先が受け取りを拒否した場合や、配達先の不在などの理由で配達できなかった場合でも、内容証明郵便が正当に送付されたことを証明するだけであり、実際に書類が受け取られたことを保証するものではありません。そのため、内容証明郵便だけでなく、宅配便や特定記録郵便などを併用することが推奨されます。