04　相続・遺言書

「遺言書」の読み方について日常用語としては「ゆいごんしょ」ですが、法律用語では「いごんしょ」と読みます。遺言書の目的遺言書は、故人が法律の定めと異なる相続の配分を生前に希望するときに作成するものです。遺言は、故人の最終意思を尊重する制度であ...

自筆の遺言書は紙とペンと印鑑があれば作成することができます。しかし、1.一定の要件を満たしていないと遺言が無効になるおそれ2.遺言書が紛失したり忘れ去られたりするおそれ3.遺言書が勝手に書き換えられたり捨てられたり隠されたりするおそれ4.遺...

公正証書遺言には2名の証人が必要ですが、証人になれない人が民法で規定されています。民法第974条次に掲げる者は、遺言の証人又は立会人となることができない。１．未成年者２．推定相続人及び受遺者並びにこれらの配偶者及び直系血族３．公証人の配偶者...

　相続の手続きには故人(被相続人）の生れてから亡くなるまでの戸除籍謄本を集める必要があります。故人によっては多くの役所から取り寄せることになり、手間も時間もかかります。　相続手続では、集めた戸除籍謄本等の束を、相続手続を取り扱う各種窓口に何...

養子に相続権はあります。相続の割合も実子と同じ割合になります。普通養子縁組の相続権養親と実親の両方から相続を受ける権利があります。特別養子縁組の相続権養親の遺産のみを相続する権利があります。養子が亡くなった場合の養子の子どもの代襲相続養子の...